この度の熊本県熊本地方を震源とする地震により、被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

 先日、4/24(日)〜4/25(月)で災害派遣薬剤師として活動してきました。チーム編成等は福岡県薬剤師会にて行われ、現地の指揮は熊本県薬剤師会が行っています。筑豊チームは益城町総合体育館に配属され、13時から翌日15時までの活動でした。
 体育館までの道のりは、TVで見られるような光景が続き、通行止めとなっている場所を迂回しながらようやく到着。日赤病院テント内に救護室がありました。活動はこの中での調剤が主なものでしたが、日頃薬局内で行っている内容とは違い、受付から投薬まで患者一人に対して薬剤師が一人付き添い担当します。診察までの間に、併用薬・アレルギー・主訴を確認し、現在の在庫リストを参考に処方を予測。診察では、あらかじめ伺っていた内容を代弁するような場合もあったり処方提案したりと、そこには患者のために医師・看護師・薬剤師がチーム一丸となる光景がありました。夜中は輪番制とし24時間体制で対応しました。その他、避難所各所の環境衛生検査(温度・湿度・CO2濃度・騒音・浮遊粉じん)やOTC医薬品による対応も行います。
 必要な支援は日々変動していっています。そして長期的なものになるのではないでしょうか。自分にもできることは何かないのか?皆で一緒に考えましょう。  (寛)
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